ソイムン(昭義門)は、朝鮮王朝時代にスンニェムン(崇礼門)とトニムン(敦義門)の間に位置し、ハニャン(漢陽)の南西部への通路として機能していたハニャン(漢陽)都城の城門です。ソイムン(昭義門)周辺は朝鮮王朝時代、陸路と水路の交通の要所として、全国から集まる物資や人々で賑わう場所でした。また、ソイムン(昭義門)の外では重罪人や性理学の理念を脅かすカトリック信者への処刑が行われることもありました。これは、ソイムン(昭義門)を通る多くの人々に、罪を犯せば厳しく処罰されるという事実を広く知らせるためでした。ソイムン(昭義門)は日本統治時代、都市の近代化を妨げる障害物と見なされ、1914年に道路整備を理由に撤去されました。今回の展示では、ハニャン(漢陽)都城の南西部を守っていたソイムン(昭義門)の賑わいのあった時代から撤去に至る歴史までを振り返る貴重な機会となるでしょう。
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