■アクセス
・スクチョンムン(粛靖門)案内所についたら、サムチョン(三清)トンネル方向の右へ曲がってください。
・緑の散策案内板を通り過ぎて橋を渡ります。
・散策路に沿って、道路にでましょう。道路に出たら左方向へ約35m進むと、サムチョンガク(三清閣)正門です。
穏やかな自然に囲まれた三清閣ですが、歴史的な場所でもあります。1972年、パク・ジョンヒ(朴正熙_大統領によって、7・4南北共同声明の後の南北代表団の晩餐の場として建設。しかし、実際には行われず、2007年に南北首脳宣言の晩餐の場として実現しました。
現在、サムチョンガク(三清閣)では、様々な韓国伝統文化の体験の場として、公演やセミナーが開かれています。 茶礼や韓国伝統楽器、そして韓国のオペラといわれるパンソリなどが体験できます。
|
④スクチョンムン(粛靖門)案内所 → ⑤サムチョンガク(三清閣) |
![]() |
・住所:ソウル市ソンブク(城北)区ソンブク(城北)2洞330-115 ・利用時間:ハンシクタン(韓国料理レストラン) 12:00~15:00/18:00~22:00 タウォン(ティーハウス)10:00~23:00 (公演および伝統文化体験は予約必要) ・予約電話:+82-2-765-3700 ・ウェブサイト: http://www.samcheonggak.or.kr (韓国語) |
サムチョンガク(三清閣)を楽しんだら、また案内所に戻りましょう!ここでパスポート(もしくは外国人登録証)を提出して、書類に記入して登録をします。一般に開放されたはいえ登録が必要!手続きが終了したらパスを受取っていよいよ入城です。
ブカッサン(北岳山)城郭コースは 1968年の大統領府襲撃未遂事件により全面統制となり、2006年4月に一般開放されました。ですが、大統領府の後方に首都防衛司令部などが位置しており、今も鉄線がはられ、軍隊によるパトロールを行っている軍事保護区域に指定されています。そのため、写真撮影が禁止されている区域も多いので、撮影は警備員に尋ねて確認してから行ってくださいね。
・開放時間: 9:00~17:00(4月~10月) / 10:00~17:00(11月~3月) (ただし、入城は15:00まで) ・閉山日:毎週月曜日(月曜日が祝祭日の場合は火曜日) ※パスポート(外国人登録証)必須 |
散策路にそって、プクデムン(北大門)ことスクチョンムン(粛靖門)までは約5分。市内にあるトンデムン(東大門)のような門を見たことのある人なら、とても小さく思うかもしれません。鮮やかな色で復元されたのは、わずか数十年前の1976年。風水地理的な理由により建てられたスクチョンムン(粛靖門)は、人の出入りがほとんどない険しい山岳地帯に位置しているため、実質的な城門の機能は果たしていませんでした。 さあ、ブカッサン(北岳山)の頂上、北岳マルまで目指します!312mの高さから見下ろす絶景!左手にはナムサン(南山)ソウルタワーが、そして真下にはクァンファムン(光化門)広場とキョンボックン(景福宮)が見えますよ。ここで、深呼吸をして思いっきり素敵な風景を楽しんだら、そろそろ下る準備をしましょう。 まだまだ楽しめる風景は残っているので、少し急な下り坂ですが頭を上げて眺めるのを忘れずに!プカンサン(北漢山)の尖がった頂上は、とても韓国の山らしく印象的ですよ。ソウルの北側境界線であるドルゴゲ休憩所でひといきついたら、次の目的地、こじんまりとした府岩洞へ出発! その前に・・・チャンイムン(彰義門)案内所でパスを返却するのを忘れないでくださいね。 |
⑥チャンイムン(彰義門)案内所 → ⑦付岩洞
ソウルハニャン(漢陽)都城で最も古い門
プアム洞でのランチタイムの前に、チャハムン(紫霞門)として有名な、今日、ソウルハニャン(漢陽)都城で二番目の門、チャンイムン(彰義門)を見学!門の上部にある木造部分は、1741年に作られた、ソウルハニャン(漢陽)都城の中で最も古いものです。アーチ型の門下から上を見上げると、とても華やかな不死鳥が描かれています。
さあ前のトンネルを抜けてプアム洞へ進みましょう!ブア洞は、ソウルの中心とは思えない静かでこじんまりとした街。ところどころにカフェやレストランがあり、静かな魅力を感じたい時におすすめのエリアです。 あの日本でも人気となった「コーヒープリンス1号店」でハンソンの家として撮影したカフェがありますよ!
やっとランチタイムです!いくつかおすすめがあるので、紹介しますね。
まずは、マンドゥクク(韓国餃子スープ)で有名な「チャハソン」。上品な味わいのマンドゥククです。そして、ここのキムチも絶品!いつも山岳コースを散策してきた人で賑わっています。次に紹介するのは、巷で人気のフライドチキンのお店、「Cheers!」。クリスピーさとジューシーさはソウルで一番だとか。ビールとフライドチキンで疲れを吹き飛ばすには最高のランチです!その他にも、イタリアンの味わえる「Rabia」や韓国で今人気のカップケーキがあるお店「cafés」など小さなお店立ち並んでいるので、ぐるりと回ってみてくださいね。あッ、そう!もし、ここで食後のコーヒーを味わうのなら、「Club Espresso」もおすすめの一つ。ここはソウルでもかなり有名な歴史あるコーヒーショップです。アートに関心のある人には、ファンギ(煥基)美術館にもぜひ立ち寄ってみてください!
⑦付岩洞 → ⑧青瓦台サランチェ
プアム洞でゆっくりできましたか?それでは、先に進みましょう!まだ、疲れてるって?大丈夫ですよ。後は下るのみ!先に見えるソウルの景色を楽しみながら、のんびりと下りましょう。
数キロ下ると、大統領府のチョンワデ(青瓦台)が見えてきます。チョンワデ(青瓦台)の近くには、「青瓦台サランチェ」という大統領や青瓦台に関する資料館が最近オープンしました。入場は無料ですが、なかなか充実した施設。ちょっと変わったソウルのギフトショップや小奇麗なレストランも入っているので、おすすめです!ところでこの「サランチェ」とは男性が客人の接待に使用していた離れのことを意味します。
![]() |
14世紀末に創建されたキョンボックン(景福宮)には様々な歴史が刻まれています。壬辰倭乱(文禄・慶長の役)の戦火によって全焼したキョンボックン(景福宮)は、1868年コジョン(高宗)により300棟以上の建物がある壮大な宮として再建されました。 それは、中国の紫禁城に次ぐ大きさだったと言われています。しかし、日本統治時代に大部分が破壊されるという悲運に見舞われました。
|
![]() |
・住所:ソウル市チュン(中)区ヒョジャ(孝子洞)150 ・電話:+82-2-723-0300 ・利用時間:9:00~18:00(月曜日は休館) ・ウェブサイト: http://cwdsarangchae.kr (韓国語) |
今日の旅もそろそろ終わりですね。ですが、最後に一つ!青瓦台サランチェを出ると前に見える情緒ある壁。ここは、ソウルハニャン(漢陽)都城ではなく、キョンボックン(景福宮)の壁です!この素敵な壁に沿って南へ下りましょう。少しの距離ですが、雰囲気ある壁通りはとっても気持ちいいですよ。デートコースとしても人気の通りです。壁が終わり大通りまででたら、右折。地下鉄3号線「キョンボックン(政府ソウル庁舎)」駅4番出口で解散です!
今日のコースは如何でしたか?ソウルを少し違う角度から楽しむ散策コースでした。それでは、次回、また会いましょう!
-企画:ソウル観光公社/文・写真:Matt Kelly