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ドラマや k-pop 、ファッション、ビューティーなど、 数多くの韓流ブームで溢れるソウルで、本格的なウェスタンスタイルに会えるのか？ 思わぬギャップは大きな魅力をもたらしてくれる。 伝統的な韓国料理ではなく、エキゾチックな料理も味わい、フランチャイズカフェの代わりに、まるでイタリアにいるかのようなエスプレッソバーで一杯はどうだろうか。ソウルの中心で感じられるウェスタンスタイルのスポットに出会ってみよう。

伝統的なアメリカンスタイルのピザを楽しめる

<ボニーズピザパブ>

「ボニーズピザパブ」で1番の人気メニューはペパロニ＆ハワイアンのハーフ＆ハーフピザだ。出てきたピザを見ると、分厚いチーズとたっぷりかけられたペパロニサラミとパイナップルが印象的だ。ペパロニピザは刺激的な見た目に比べて意外とあっさりした味だ。パイナップルピザは焼きパイナップルの甘さがいい味を出している。 ペパロニ＆ハワイアン以外にも様々な種類のピザとサイドメニューがあるので、好みに合わせて選んでほしい。また「ボニーズピザパブ」と、名前に「パブ」がついていることからも分かるように、ピルスナー・ウルケル、ペローニ、エーデルワイス、コゼルなど様々なブランドから、ラガー、スタウト、エールなど多様な種類のビールを楽しめる点も魅力的なポイントだ。ソウルでアメリカの伝統的なビザの味を楽しみたいのなら、ためらうことなく「ボニーズピザパブ」を選んで見よう。

ソウルの真ん中で味わうシャルキュトリ 

<Xesc Menzl>

幼い頃ヨーロッパでシャルキュトリーについて勉強したオーナーは、韓国でヨーロッパ伝統のレシピを再現するために奮闘した。その結果手作りの肉加工品専門店である「Xesc Menzl」が誕生したのだ。シャルキュトリー専門店らしく自家製のソーセージやハムが透明なガラスケース中に陳列されている。それら肉加工品だけでなく、ハムと一緒に食べるのに最適な付け合わせのサラダやパン、オリーブ、チーズなども一緒に並んでおり、 これらは注文すると直接ここから持ってきてくれる。テーブルもオーク樽の上に木の板を載せたもので、ナチュラルな魅力はシャルキュトリーともよく調和している。

シャルキュトリーは簡単にワインと一緒に食べるのもいいしパンの間にはさんで食べるのもよい。またジャガイモや卵と一緒に食べるのもおいしいし、ピクルスと一緒に食べるのもお勧めだ。このようにシャルキュトリーの楽しみ方は多種多様である。是非一度「Xesc Menzl」 に足を運び、自分だけの楽しみ方を探してみるのはいかがだろうか。

 エスプレッソ一杯のために並ぶ?

<リサールコーヒーロースターズ>

「リサールコーヒーロースターズ」は何がそんなに特別なのだろうか。

このカフェは営業時間からして少し変わっている。平日と土曜日のみ営業し、朝7時に営業を開始し午後3時半になったら営業を終了する。それなのに朝の7時にオープンした途端行っても並ばなければいけないというようなことがしょっちゅう起こる。しかもこのカフェのメニューはエスプレッソコーヒーしかないというのに。

主なメニューとしては1番基本的な「エスプレッソ」、エスプレッソに生クリームを乗せた「カフェコンパンナ」、エスプレッソとクリーム、牛乳が入った「カフェオネルソ」などがある。その中でもエスプレッソとクリームそしてカカオトッピングが乗った「カフェピエーノ」が1番の人気メニューだ。カカオの甘味とエスプレッソの苦味が重厚な味わいを醸し出している。

乙支路で見つけたヒップなバーボンバー

<ロストアンドファウンド>

「ロストアンドファウンド」の特徴のうちの1つは昼と夜の雰囲気が全く違うという点だ。週末の昼間はブランチを販売する「The breakfast Club」となり、多様なトーストやブリトーなどを食べられるのだが、この場所が真価を発揮するのは実は日が暮れてからだ。眩しい照明と賑やかな音楽、そこにバーボンウイスキー一杯が加わると、この世のどこを探しても見つからないヒップなバーボンバーになる。バーボンウイスキーが初めてならば「ロストアンドファウンド」の代表メニューであるバーボンミルクシェイクをお勧めする。デザートとして食べていたバニラアイスクリームをバーボンと一緒にシェイクした飲み物で、バーボンウイスキーを飲んだことがない人にとっても飲みやすいドリンクだろう。

バーボン好きに勧めたいのはもちろんのこと、もしあまり飲んだことのない人だとしてもこの場所に一度訪れてみると新しい人たちに出会うことができ、店内のあちこちに置かれたバーボンをどのように楽しむことができるのかを知るきっかけになるだろう。