アメリカの有名なプロデューサーであり、食通の旅行家としても有名なフィル・ローゼンタール(Phil Rosenthal)氏が世界各国を食べ歩きながら美味しい料理を紹介するNetflixオリジナルシリーズ「腹ぺこフィルのグルメ旅(原題: Somebody Feed Phil)」のシーズン3(2020年)に、ついにソウル編が登場! 韓国のグルメはもちろん、韓国の歴史や文化、最新のホットな話題などをお届けする「腹ぺこフィルのグルメ旅」ソウル編。ここではフィルが訪問したグルメスポットの味と物語について盛りだくさんご紹介しよう。
トバギチキンホープ – マボンリン・ハルモニチプ – ポンピヤン・スリョ(旧チョンミシム)
韓国でフライドチキンとビールの組み合わせを意味する「チメク」は、いまや世界的に人気のK-Foodだ。今回フィル氏はK-Pop歌手エリック・ナムと一緒にソウルの人気スポット・ホンデ(弘大)にあるチメクの店を訪ねた。フィル氏はケンタッキーフライドチキンで有名なアメリカのフライドチキンをもとに広がった韓国のフライドチキン文化が、今では逆にアメリカ人に人気を集めていると話しながらとても満足そうにチメクを食した。
「トバギチキンホープ」の美味しさの秘訣は衣が薄くカリッとした食感と、胡椒特有の味と辛さをこの店ならではの味として仕上げたという点。それに大学街という特性上、リーズナブルな価格でお腹いっぱい食べられる。ここで冷えたビールを一杯飲んだ後、フライドチキンを別途注文して持ち帰るお客さんも多いそうだ。
住所:ソウル特別市マポ(麻浦)区ワウサンロ27
営業時間:毎日 16:00~01:00(毎週日曜日は休み)
お問い合わせ:+82-2-3142-0991
ウェブサイト: ddobagi.kr
アクセス:地下鉄6号線サンス駅(#623)4番出口から徒歩1分
韓国人の代表的なソウルフードであり、大衆的なおやつでもある「トッポッキ」。今回フィル氏がモデルのアイリーンと一緒に訪ねたのは「マボンリン・ハルモニチプ」というトッポッキの老舗。真っ赤なトッポッキの元祖「シンダンドン(新堂洞)トッポッキ」の元祖とも言えるお店で、創業50年以上の伝統と味が自慢だ。トク(餅)、オムク(練り天)、ラミョン(ラーメン)、餃子、ゆで卵などを材料に作る即席トッポッキは辛さを控えた甘い味付けで子どもたちや外国人でも美味しく食べられる。ボリュームもたっぷりで食費を節約したい旅行者に特に人気だそう。そして即席トッポッキを食べた後に残ったソースでご飯を炒める「シメ」は絶対に食べるべき美味!
住所:ソウル特別市チュン(中)区タサンロ35ギル5
営業時間:平日 09:00~23:00(毎月第2・4月曜日は休み)
お問い合わせ:+82-2-2232-8930
アクセス:地下鉄2号線(#206)·6号線シンダン駅(#635)シンダン駅8番出口から徒歩3分
フィル氏が最後に訪ねた店はチョンダムドン(清潭洞)にある「ポンピヤン・スリョ」。番組の中では「チョンミシム(清味心)」という店名で紹介された高級韓国レストランだ。フィル氏は自分をソウルのグルメスポットに案内した出演者全員と一緒に炭火焼きの牛タンとカルビを食べながら「ソメク(焼酎+ビール)」で旅行の有終の美を飾った。
フィル氏がこれまで食べた韓国式バーベキューのうち最高に美味しかったと絶賛したこの店は、テジガルビ(豚カルビ)と韓牛の粗挽きカルビ焼き、ピョンヤン・ネンミョン(平壌式冷麺)などが特に人気。肉に添えて出てくるチンゲンサイの漬物などサービスのおかずもとても美味しい。「ポンピヤン」というブランド名に「ずば抜けて美しい」という意味の「スリョ(秀麗)」を付けた店名のように、60年の歴史を誇る料理人の手を加えた肉の味は実に逸品。
住所:ソウル特別市カンナム(江南)区トサンデロ81ギル25
営業時間:毎日 11:30~22:00(年中無休)
お問い合わせ:+82-2-512-9593
ウェブサイト: www.bjgalbi.com/brand/brand2?mt=02
アクセス:地下鉄プンダン線アプクジョンロデオ駅(#K212)2番出口から徒歩7分
※ この情報は2020年6月に作成されたもので、今後内容が変更される場合があります。訪ねる前に必ずご確認ください。
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