韓国の青春ドラマ『NUMBER OF CASES(場合の数)』の第5話では、イ・スとキョン・ウヨンが写真集を作るためにヘバンチョン(解放村)を歩き回りながら写真を撮ります。そしてナムサン(南山)タワーが見えるカフェの屋上でヘバンチョン(解放村)の風景を眺めながら行き違った感情をやり取りします。このシーンを撮影した場所はルーフトップカフェ「doodoong NAMSAN」。ここは平日も週末も関係なく、ナムサン(南山)の下、ヨンサン(龍山)一帯の風景を満喫したいと思い訪れる若者たちで賑わいます。特に夕焼けで空が赤く染まる夕方や夜景が美しい夜の雰囲気は一層ロマンチックです。それに室内でも屋上でも都心の風景を背景に写真を撮れば、それがどこであってもインスタ映えする写真が撮れます。心を癒す1杯の飲み物と美しい眺め。イ・スとキョン・ウヨンのように愛する人と一緒なら忘れることのできない思い出が作れるでしょう。
住所 ソウル市ヨンサン(龍山)区トゥトッパウィロ38ギル29-17
営業時間 平日 11:30‐23:00 / 週末 11:30‐24:00
お問い合わせ +82-507‐1376‐8884
交通 地下鉄4号線スクデイプク駅3番出口から徒歩16分
『NUMBER OF CASES(場合の数)』の第6話で、イ・スとキョン・ウヨンはソチョン(西村)にあたるセジョン(世宗)村やプクチョン(北村)などを歩き回りながら一緒に写真を撮ります。しかし憂うつそうな顔をしているウヨン。そんなウヨンを元気付けようと、イ・スはウヨンをゲームセンターに連れて行きます。ウヨンに元気になってほしいイ・スはゲーム対決で負け星を重ねます。このシーンの撮影場所となった「オギンオラクシル(OK-IN’ GAME STATION)」は、1988年から2011年まで営業していた「ヨンオラクシル」を2015年に復元して再び営業を開始し、「セジョン(世宗)村の最後のゲームセンター」と呼ばれています。大きな窓ガラス越しにのぞくと店内には「テトリス」「ギャラガ」「ストリートファイター」など1980年代から1990年代に流行った思い出のゲーム機が10台ほど並んでいます。中年層には思い出の場所として、10代や20代には好奇心をそそるレトロ感性の遊びスポットとして人気を集めています。
住所 ソウル市チョンノ(鐘路)区オギンギル28
営業時間 毎日 10:00‐22:00
お問い合わせ +82-507‐1402‐4788
交通 地下鉄3号線キョンボックン駅2番出口から徒歩10分
ウェブサイト http://comcomplay.com/
『NUMBER OF CASES(場合の数)』の第7話で、手を怪我してしばらく写真を撮れなかったイ・スは久しぶりにウヨンと一緒にムンレ(文来)創作村に写真を撮りに出かけます。しかし雨が降ってきたため、2人は雨宿りするためカフェに入ります。家に帰ろうとするウヨンを何とか引き止めようと、スはウヨンにカリグラフィーを教えてほしいと頼み込みます。そしてノートを一緒に見ながらウヨンに自分の気持ちを伝えようとするス。このシーンを撮影した場所は、ムンレドン(文来洞)にあるワインバー「BRICKS BOXX」。奥深いグリーン系の壁とビンテージな家具が調和をなす独特でお洒落な雰囲気のこの店はすでにインスタ映えスポット兼グルメスポットとして人気を集めています。ドライエイジング(乾燥熟成)された米国産のプライム級牛肩肉を使ったあふれる肉汁、そして柔らかい食感のザブトンステーキが看板メニューです。そのほかにもワインを添えたラグーパスタやトリュフクリームパスタ、トリュフ&マッシュルームクリームピザなども人気です。ワインバーですが、ビールやウィスキー、カクテルなども楽しめます。
住所 ソウル市ヨンドゥンポ(永登浦)区トリムロ125ガギル5-1
営業時間 平日 17:00‐02:00 / 週末 16:00‐02:00
お問い合わせ +82-10‐8688‐8659
交通 地下鉄2号線ムンレ駅7番出口から徒歩7分
『NUMBER OF CASES(場合の数)』の第8話で、イ・スとキョン・ウヨンは感情の行き違いを感じながら最後の写真撮影に出かけます。放置された姿のままで親しまれている場所、時間が止まったまま今も存在する場所を撮りたいというイ・スが選んだ所はコンヌンドン(孔陵洞)にある鉄道廃線跡。ここはソウルの最後の無人駅であったファランデ駅周辺400m区間に公園を作り、2018年にオープンした場所です。その後、鉄道廃線跡はキョンイ(京義)線森の道公園として生まれ変わり、駅舎は展示館に展示されています。2020年にはソウル安全・ヒーリング観光スポットに選定されるなど今もなお市民の憩いの場として親しまれています。また秘密の花園、光のトンネル、音楽の庭園、天の川庭園など全部で10のコースからなる、さまざまなライトアップや光のオブジェで飾られた「光の庭園」は夜の散歩やデートコースとしておすすめです。それからチェコと日本から取り寄せた路面電車なども展示されており、シャッターさえ押せばどこでもフォトゾーンになります。さらに列車3両を改造して作った汽車カフェ「パンディ商会」に立ち寄り、のんびりとした気分で手工芸品やオモチャなどの記念品を選ぶのも楽しいでしょう。
住所 ソウル市ノウォン(蘆原)区コンヌンドン(孔陵洞)29-51
営業時間 パンディ商会 15:30‐21:30(月曜日は休み)
お問い合わせ +82-2‐2116‐3777
交通 地下鉄6号線ファランデ駅4番出口から徒歩12分
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