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キョンサンド(慶尚道)地方に伝わる伝統的なカルグクス(きしめん)を40年間作り続けているテハクロ(大学路)にあるカルグクス専門店。この店は、ドラマの中でソン・ドンイルとイ・イルファが学生運動をして警察に逮捕された娘ソン・ボラ(リュ・ヘヨン)の面会を終えた帰り道に立ち寄った食堂です。これまで人気グルメ番組｢ペク・ジョンウォンの三大天王｣をはじめ、数多くのテレビ番組で紹介された有名なグルメスポットです。濃厚な牛骨スープの｢アンドン(安東)式素麺｣という麺料理がこのお店の代表メニュー。一般的なカルグクスよりも麺は細いですが、コシがあって淡白な味が逸品です。そしてこのお店ならではのおすすめメニュー｢白身魚の天ぷら｣を添えると、栄養も満足感も倍増間違いなし。カルグクスの淡泊な味と白身魚の天ぷらの香ばしい味の調和が絶妙です。その他にも焼き網で焼いたカリッとした食感の焼き肉や緑豆のチヂミ、ゆで肉、タコの料理などがおすすめのメニューです。

このお店は、韓国ドラマ「恋のスケッチ～応答せよ1988～」の第15話で、ソヌ(コ・ギョンピョ)とボラ(リュ・ヘヨン)がコーヒーを飲みながらデートを楽しんだカフェとして登場しました。この｢テグッダン(太極堂)｣は75年の歴史を誇るソウルで最も古いパン屋です。ドラマに登場した食パン・バターケーキ・アンパン・サラダパンなどは、実際にこの店で販売している商品です。最近リニューアルオープンしてドラマに登場した頃とはやや雰囲気が変わりましたが、パンの味と形、袋などは昔のままで懐かしささえ感じられます。店内にはカフェもあって、ドラマが終わった後にも長年通っていた常連客はもちろん、レトロな感性に浸りたい若者達でにぎわう人気のスポットになっています。特に2020年3月にLINE FRIENDSとコラボして販売を開始した「ブラウンモナカ」は大人気を博しています。チャンチュンドン(奨忠洞)にある本店をはじめ、インサドン(仁寺洞)、ウルチロ(乙支路)、イテウォン(梨泰院)の支店でも長年受け継がれた伝統の味を堪能できます。

ここはジョンファン(リュ・ジュンヨル)の兄ジョンボン(アン・ジェファン)とトクソン(ヘリ)の友達ミオク(イ・ミンジ)がデートを楽しんだ場所です。ジョンボンとミオクのファーストキスのシーンもここで撮影されました。店名のように店内のインテリアもブラウン系で統一されていて、暖かく落ち着いた雰囲気を感じられます。この店は伝統的鋳造技法で作るユニークなライフウェアとアップサイクルグッズによるインテリアなどを提案するライフスタイルクリエイターが営むカフェ兼展示スペースです。さまざまな種類のコーヒーはもちろん、その他にも鋳鉄の家具や小物がテーブルの上や壁面などに飾られており、若いアーティストが作ったアクセサリーなども展示・販売しています。コーヒー専門店だけに、さまざまな種類のコーヒーが揃っていますが、ジョンボンとミオクのさわやかで胸がドキドキするような恋心を感じたいならアインシュペナー(ウインナーコーヒー)を注文してみましょう。甘苦い恋の味を味わえるはずです。