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『梨泰院クラス』の最終回のパク・セロイとチョ・イソのキスシーンは、多くの視聴者の胸をときめかせた。背景に広がるナムサン(南山)タワーと城郭の夜景が印象的だったキスシーンの舞台は、「ペクポム(白凡)広場公園」である。ナムデムン(南大門)市場やフェヒョン駅からナムサン(南山)公園に向かう入口に位置している。1968年ペクポム(白凡)広場を作ってキム・グ(金九)先生の銅像を立てた。銅像の前に拡がる広い芝生においてナムサン(南山)に向かう道があり、道に沿って進むとナムサン(南山)タワーまで行ける。公園内には、三国を統一したキム・ユシン(金庾信)将軍の騎馬像と独立運動家イ・シヨン(李始榮)先生の銅像もある。ナムサン(南山)トゥルレギルコースとも交差する場所であり軽く散歩や休憩、夜には市内の夜景が楽しめる穴場スポットだ。ペクポム(白凡)広場ソウル城郭は、ハニャン(漢陽)都城のスンニェムン(崇礼門)区間の始発点として2012年に復元された。

地下鉄ノクサピョン駅とイテウォン(梨泰院)通りをつなぐ歩道橋。『梨泰院クラス』だけでなく、映画やドラマなどでもよくロケ地として使われることで有名だ。歩道橋に上がってみると、ヘバンチョン(解放村)とイテウォン(梨泰院)を通り抜けてナムサン(南山)までつながるノッサピョンデロが心地よく目の前に広がる。ノッサピョンデロの先には、ナムサン(南山)とナムサン(南山)タワーがあり、ここを背景にしてドラマチックなベストショットを撮ることもできる。ドラマの人気を受けて、外国人やイテウォン(梨泰院)を訪れてくる人々が必ず訪れる場所として名声が高まった。特に夜景が美しく、夜にくるとより一味違うソウルの風景を楽しむことができる。歩道橋を過ぎて、イテウォン駅方向に向かって進んでみると、パク・セロイ(パク・ソジュン)が運営する居酒屋「タンバム」としてドラマに登場したブランチかフェ「Oriole」もある。

パク・セロイとチョ・イソが初めて出会った場所であり、独特な外観が印象的だった「ポグァン読書室(ポグァン考試院)」としてドラマに登場したのは、「G GUEST HOUSE」の建物である。イテウォン(梨泰院)を訪れてくる外国人にはお馴染みのゲストハウスで、世界最古の旅行ガイドブックの『ロンリープラネット(Lonely Planet)』で、韓国ソウルの宿トップ6に選定されたこともある。建物の外部はもちろん、内部までグラフィティインテリアで飾られた個性的な場所である。そのため、いろんなMVやドラマ、映画、CM、写真などの撮影地としても有名だ。イテウォン(梨泰院)の風景を360度のパノラマで満喫できるルーフトップは、宿泊者でなくても立ち入ることができる。特に世界各国のバックパッカー達と共に楽しむルーフトップパーティーは、まるでヨーロッパの宿で過ごしているような特別感が味わえる。いろんなタイプの客室を備えており、宿泊者には朝食が無料で提供される。

パク・セロイの「栗頭ヘアー」に劣らず、おしゃれヘアーとして注目を浴びたチョ・イソ(キム・ダミ)の「ツートンヘアー」。原作キャラよりも強烈なインパクトを与えるために、髪の毛先だけ明るく脱色した「ツートーンオンブレ(ombrer)」スタイルは、ビューティーサロン「ALUU」のキム・ミンソン代表の手によって生まれた。境目がはっきりとして分かれる通常のツートンスタイルとは違って、下に行くにつれて自然に広まるようなグラデーションが特徴。ALUUは、ユニークなビューティーシステムとデザイナーの専門性で、ハン・ヒョジュ、チ・チャンウク、ナム・ジュヒョク、IZ*ONE、ソ・ガンジュンなど、数多くの韓流スターやセレブ達がよく通う美容室としても有名だ。K-ビューティーの中心、チョンダムドン(清潭洞)でヘアーとメイク、ウェディングサービスまで、All-in-One美容サービスを提供する。「BY ALUU」ブランドで発売されたシークレット処方のヘアエッセンスも、オンライン・オフラインで購入可能だ。