サムガクサン(三角山)クマム(黔岩)美術館の企画展 <爽やかさをかき集めて>では、チョン・ミョンジョ作家とチェ・ユンハ作家が朝鮮時代を生きた女性たちの願いを作品に込め、それぞれ異なるジャンルでお披露目します。チョン・ミョンジョ作家は伝統韓服を纏った女性の後ろ姿を描いた絵をハイパーリアリズムで表現しました。チョン作家は、大学時代に学校近くにある韓服店の伝統婚礼服に魅了され、絵を描き始めました。チェ・ユンハ作家(メゾンド・ユン)は伝統を守りつつも、現代風に再構成した装飾具をお見せします。チェ作家はこれまで、IUをはじめBLACKPINKのロゼ、NMIXXのソリュンなど、K-POPアイドルの装飾具も手掛けて来ました。朝鮮時代の儒教社会により男女には違いがあり、身分格差もはっきりしていました。女性はなるべく露出を控え、歴代王であるヨンジョ(英祖)およびチョンジョ(正祖)の時代には加髢、いわゆるつけ毛装着の禁止令により豪華な装飾が禁じられていました。自身の女性らしさを出し、着飾ることが許されたのはチョクチンモリ、いわゆる結った髪や韓服の上につける装飾具が全てでした。こういった女性の装飾に対する気持ちや富貴栄華、多産、多福を望む女性たちの願いを企画展でお見せします。
#ウンピョン区展示 #恩平区展示 #サムガクサンクマム美術館 #三角山黔岩美術館 #ウンピョン韓屋村 #恩坪韓屋村 #ソウル展示 #無料展示