今回の展示は、バンコク、香港、ソウルなどアジアで17年以上にわたって建築と都市の研究を行ってきた、香港大学建築学科のジェラルディン・ボリオ(Géraldine Borio)准教授が運営する研究所、ボリオラボ(Borio-Lab)の研究プロジェクトの一環として、成果の一つである「ソウルの小さな山-SEOUL MINI MOUNTAINS」をテーマに、ソウル歴史博物館と共同で開催されるものです。
「ソウルの小さな山」展では、ソウルの中心部に残るボイド(空間)が果たす役割と、それが都市の物語やアイデンティティに与える影響を探りながら、ソウルを再評価することを目的としています。ジェラルディン・ボリオ准教授と学生たちが撮影した写真やドローイングを通じて、ソウルの特徴的な地形を紹介しています。
この研究は、ソウルにおけるボイドが「歴史」の流れの中でどのように形成され、ボイドの「境界」がどのように変化したかを考察するとともに、ボイドの未開発地域で行われている「活動」を観察することによって、都市のボイドを分析しています。
外国人学者の視点でソウルを再解釈した研究成果を市民の皆様と共有する貴重な機会ですので、ぜひご来場いただき、空間や物事を新たな視点で捉える重要性を再認識するきっかけとしていただければと思います。多くの方々のご観覧をお待ちしています。
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