慶尚道·霊山(現在の慶尚南道·昌寧郡·霊山面一帯)の両班(朝鮮王朝時代の貴族階級)だったイ・ジゴン(李之建)とその家族を通してサムグンヨン(三軍営)にスポットライトを当てた展示「ハニャン(漢陽)を守れ」展が12月4日(金)から2021年3月21日(日)までソウル歴史博物館において開催されます。
サムグンヨン(三軍営)は、朝鮮王朝時代後期の都城防御体制の整備の過程で形成された中央軍営で、ハニャン(漢陽)に常駐し、王の護衛、宮殿の守備、都城防御、治安維持などにおいて中心的な役割を果たしました。
今回の展示では彼らが残した準戸口(朝鮮王朝時代における一種の戸籍謄本)と教旨などには、彼らが担当した職務だけでなく、科挙に合格したこと、家を所有しているかどうかなど、ある意味では非常に些細な物語も含まれています。
今回の展示を通して、躍動した朝鮮王朝時代後期のハニャン(漢陽)とその一翼を担った軍人たちの暮らしぶりを垣間見ることができるでしょう。
#禁衛営 #御営庁 #軍人たちの暮らし #ソウル歴史博物館 #漢陽を守れ #朝鮮王朝時代後期 #三軍営 #訓練都監 #准戸口