朝鮮王朝時代の「酒 」は、キムチや醤油と同じく家で造るのが普通で、韓国の地域によって材料も味も多様にありました。しかし、現代化とともに醸造は私たちの生活からあまりにも遠くなって しまいました。ところが、最近になり、再び個性ある高級な味を求めて酒蔵を訪れる人が増えています 。文化の先頭走者、ソウルにはどんな醸造所があるのでしょう。ソウルの特産酒から、お金だけではなかなか味わえない限定酒まで!真の大人なら手造りの味を楽しむこともできるでしょう。寒い冬の体を暖かく溶かしてくれるソウルの酒、醸造所を訪ねに出かけてみよう!
#ヌリンマウルマッコルリ #ペサンミョン(裵商冕)酒家
写真出典 - ペサンミョン(裵商冕)酒家
2020年は「ステイホーム 」の年でした。新型コロナの影響でひとり酒を越え、おうち酒が流行しましたが、それにより、マッコルリ(マッコリ)が大きな脚光を浴びました。韓国伝統酒は焼酎やビールとは違い、韓国ではインターネット販売を認めており、非対面で買うことができます。今日注文すれば明日には新鮮なマッコルリ(マッコリ)を味わうことができるのです。特に、手造り醸造マッコルリ(マッコリ)の中でも、最もホットなペサンミョン(裵商冕)酒家のヌリンマウルマッコルリ(マッコリ)。あるデジタルプラットフォームで実施した韓国伝統酒のブラインドテストでは堂々の1位 を獲得した後、さらに勢いに乗っています。醸造した酒を配送でのみ販売する他の醸造所とは異なり、ソウルでも手軽に買うこともできます。今日のおうち酒はヌリンマウルマッコルリ(マッコリ)を味わってみては?
ソウルで楽しめるヌリンマウルマッコルリ(マッコリ)
1. カンナム(江南)店:ソウル市ソチョ(瑞草)区ソチョデロ73ギル7ウソンビル地下1階
2. ホンデ(弘大)店:ソウル市マポ(麻浦)区ホンイクロ5アンギル14 2階
3. コンデ(建大)店:ソウル市クァンジン(広津)区アチャサンロ235 2階
#生マッコリ #都心型マッコリ醸造所 #江南グルメ店 #ひとり酒 #おうち酒
#サムヘジュ(三亥酒) #ソウル伝統酒
写真及び記事提供 - THESEOULive
ソウル地方の民俗酒、サムヘジュ(三亥酒)。3回醸し出す酒と言うことから「サムヘジュ(三亥酒)」と呼ばれています。寒い冬の日 から酒造りを始め、発酵には長い時間を掛けて、清酒と焼酎の2種類が造られています。ソウル以外の地方でもよく造られ飲まれていたそうですが、ソウルの伝統酒として定着したことには理由があるのです。サムヘジュ(三亥酒)は高級な白い小麦粉を使い、時間をかけることで誕生する扱いづらい酒で、サムヘジュ(三亥酒)を造るほどの経済的に余裕のあるヤンバン(両班:朝鮮王朝時代の貴族階級)は、ほぼソウルに住んでいたとのこと。まだ広く知られているとは言えませんが、昔から絶賛 され、大人気のその味と香りを想像すると、今後はソウルだけでなく韓国 を代表する伝統酒としての位置づけが期待されている酒なのです。
#ソウル民俗酒 #発酵酒
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#ハンガン(漢江)酒造
写真及び記事提供 - THESEOULive
「ソウル米」で造るソウルのマッコリ、ハンガン(漢江)酒造。信頼できるこのスローガンにふさわしく、ハンガン(漢江)酒造はソウルで栽培される米、「キョンボックン(景福宮)米」を使用しています。韓国で最も地価が高いソウルにも、実は田んぼがあるのです。ハンガン(漢江)の水 を利用して無農薬で育てた環境にやさしい 米は、風味の良い土台となります。レトロの波とともに韓国伝統酒はいつにも増してホットでヒップ。若者らが一丸となって造った新生酒蔵「ハンガン(漢江)酒造」は、材料の選定から製造に至るまで、私たちが知っている従来のマッコルリ(マッコリ)とは差別化が図られている模様。特に代表的な「ナル生マッコルリ(マッコリ)」は柔らかく深い味で有名とのこと。最近、最もホットなハンガン(漢江)酒造の醸造所は、この寒い冬にも米を蒸す熱気 で熱いのです。
#レトロ #ナル生マッコリ #ソウル特産品 #景福宮米
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