ホンヘン族の定義
ホンヘン族 (혼行ː族) | [名詞] ひとりで旅する属性をもつ者
旅行とはいつも誰かと一緒に行かねば?!という昔からの固定観念を捨て、韓国ではひとり旅をする人が増えています。自分だけの旅行を楽しみ、見知らぬ場所で一人だけの時間をどのようにして過ごしているのでしょうか?
キョンボックン(景福宮)は常に同じ場所にありますが、朝の9時に見せるキョンボックン(景福宮)の姿は人々で活気に満ちあふれ、夜の9時のキョンボックン(景福宮)の姿はひっそりと佇む姿のように、時間帯によって見える顔が違います。ソウルをひとり旅した後に、その訪れた時間になると、ソウルのその場所を思い返すこともあるかもしれません。「その空間」を訪れるべき理想的な時間をご紹介します。
優雅にブランチ ヘバンチョン(解放村)
この時間帯のイテウォン(梨泰院)はピースフル。イテウォン(梨泰院)の夕方から夜にかけての時間帯とは全く違った雰囲気があります。
イテウォン(梨泰院)は多様な文化が共存しています。朝鮮王朝時代に公務で韓国を訪れた人々が滞在した場所の中のひとつで、現在は約40ヶ国の外国公館、外国人居住地が形成されています。それゆえ、食文化も多彩で街の雰囲気もどこか異国情緒が漂います。おいしいブランチカフェが並び、多様な文化がミックスした空間で優雅に楽しむブランチは完璧なひとり旅のはじまりです!
古家と現代的な感性が共存する所 コム・デ・ギャルソン通り
別名ハンナムドン(漢南洞)のT路地につながるこの通りは若手アーティストとデザイナーの新しいアジトとなっています。第2のカロスギルとして浮上し、若い世代から熱烈な支持を受けている通り。チェイル(第一)企画のビルからスタートし、デザイナー川久保玲がディレクションして話題を集めたコム・デ・ギャルソンビル、日本の観光客にも人気のSPCグループのベーカリー Passion 5、プリツカー賞を受賞した妹島和世とチェ・ムンギュがデザインした公演会場 UNDERSTAGE などハンガンジン駅まで続くコム・デ・ギャルソン通りは独特な建築物で見どころがあふれています。
ソウルの過去と現在がひと目で クァンファムン(光化門)からキョンボックン(景福宮)
高層ビルが林立するクァンファムン(光化門)通りの先にはキョンボックン(景福宮)があります。現代的なビル群の間に中心を保つかのように位置するキョンボックン(景福宮)は見る人を圧倒するのではなく、むしろ温和な印象を漂わせています。 韓服を着て周辺を観光している 人をみれば、時代はソウルではなくハニャン(漢陽)を旅しているかのような錯覚に陥るかもしれません。
平日のランチタイムは、首から社員証を下げた会社員がクァンファムン(光化門)通りにあふれる様子をクァンファムン(光化門)広場や近くのカフェから見物してみるのも面白い。
ソウル公共自転車、タルンイで感じる午後の川辺 ヨイナルハンガン(漢江)市民公園
チキン、自転車、レジャーシート。ハンガン(漢江)市民公園といえば、この3種の神器が思い浮かびます。ハンガン(漢江)市民公園はソウルっ子が愛する都心の中のピクニックできる場所。フライドチキンとビールのデリバリーを頼んで夕暮れを満喫したり、ハンガン(漢江)に沿って ソウル公共自転車、タルンイ を走らせて風を感じたり、ハンガン(漢江)市民公園の名物「ラミョン(ラーメン)」を専用機械で作って食べるのも忘れられないひとり旅の思い出になるかもしれません。
夕暮れのソウルを展望する ロッテタワーソウルスカイ
青空と夕暮れの空。どちらが見たい?ソウルではあえて選択する必要はありません。午後7時、123階の展望台ソウルスカイでは、ふたつの空を観賞することができます。特に118階のガラスで覆われた床面のあるスカイデッキに立てば、空中に浮いているかのような感覚を覚えることでしょう。
屋台 ミョンドン(明洞)
ソウルには数多くの飲食店がありますが、いつもと違ったソウルのナイトライフを感じてみたい場合は、ミョンドン(明洞)が有名な屋台料理にチャレンジしてみるのはいかが。ミョンドン(明洞)の屋台料理はその種類の多さで数年前よりハッシュタグ #streetfoods でソーシャルメディアを独占中なのです。屋台の主人の軽妙な話術と美味しさは観光客を楽しませてくれる要素のひとつでしょう。
ソウルのランドマークで光が彩る美しい夜景観賞 ナムサン(南山)ソウルタワー
ナムサン(南山)ソウルタワーは名実ともにソウルのランドマーク。ソウルを訪れたことのある人には記憶に残るスポットとして、ソウルをまだ訪れていない人にとっては最も行ってみたいスポットの中のひとつ。ケーブルカーに乗って上がってもいいし、歩いて上ってもいい。いつの間にか到着した展望台から見下ろす風景には美しいソウルの夜が広がっているはず。
初めてのひとり旅だと言って難しく考えることはありません。
ソウルでもひとり暮らしは増加中。ひとりご飯や、ひとり酒ができる場所がだんだんと普通の風景になってきています。ひとりだからと言ってファストフード、軽食にこだわる必要はありません。見知らぬ旅先でひとりご飯を目一杯楽しんでみましょう。ソウルではひとりでも韓国料理を楽しんで、杯を傾けられるロマンがあります。
すべてのメニューがKRW 10,000以下で健康な食材で作る多様な丼物が味わえる。
こぢんまりとして居心地の良い雰囲気でひとりご飯におすすめの場所として話題に。
明洞餃子 ソウル市チュン(中)区ミョンドン7ガギル20
すでに美味しい店として有名な所でいつも訪れる人であふれている。ひとりで行っても、ひとりで座れる席に案内してくれる。きしめんとかなり辛目のキムチが絶妙に合う。
サムチョンドン(三清洞) Kiwa Taproom ソウル市チョンノ(鐘路)区ユルゴクロ1ギル74-7
アングク駅の近くに位置する韓屋クラフトビール屋。
こぢんまりとした伝統韓屋特有の雰囲気の中で静かにクラフトビールを楽しむことができる。
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