春が街に新しい生気を吹き込み、アウトドアアクティビティへの関心が高まっています。この活気に満ちた季節を迎え、たくさんの市民ランナーたちが街へと出ています。今回は、さまざまな風景をバックに多彩な楽しみ方ができるソウルのランニングスポットを紹介しましょう。ランニングシューズを履いてソウルの街を探検し、ワクワクのジョギング体験を味わってみるのはいかがでしょうか。
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ヤンファ・ハンガン(楊花・漢江)公園からソンサンデギョ(城山大橋)まで続くこの開けた空間は、ランナーと自転車ライダーにはおなじみの場所です。広々とした道が整備され、美しい風景まで楽しめてしまうという平地のジョギングコースで、往復するのに1時間もかからないほどなので初心者にもってこいでしょう。昼間ならジョギングが終わってからハンガン(漢江)のおだやかな風景を楽しむのもよし、夜に走るのならライトアップされたソンサンデギョ(城山大橋)を眺めながら静かに物思いにふけるのもいいでしょう。
﹘︎住所 : ソウル市ヨンドゥンポ区ノドゥルロ113
﹘︎アクセス方法 : 地下鉄2号線/6号線タンサン駅4番出口 1km
💡 周辺の観光スポット アニャンチョン(安養川)、ヤンファ・ハンガン(楊花・漢江)公園、ソニュド(仙遊島)公園や近くにある国会議事堂にも立ち寄ってみましょう。
自然と調和したソウルの公園の中でも、メホン(梅軒)市民の森は多種多様な木々が立ち並ぶことで有名です。特に、メタセコイアの道は多くの人が訪れる散策スポットです。きれいな空気と鳥のさえずり、そして自然が抱きしめてくれるなか、雄大な緑の世界を走り抜けることを想像してみてください。近くのカンナム(江南)の喧騒とはまるで別世界です。ジョギングの前後には、ぜひ、この公園の醍醐味も楽しんでみましょう。案内ブースの近くにある「はだしの公園」には砂利や玉石、花崗岩が敷き詰められていて、はだしで歩くと気持ちのいい刺激が足の裏に伝わってきます。
﹘︎住所 : ソウル市ソチョ区メホンロ99
﹘︎アクセス方法 : 地下鉄シンブンダン線ヤンジェシミネスプ駅5番出口 424m
💡 周辺の観光スポット 「メホン(梅軒)」というのは、独立運動家のユン・ボンギル(尹奉吉)の「号」 です。公園のほど近くにユン・ボンギル記念館と文化芸術公園があります。
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ヨンサン(龍山)家族公園は27,000平方メートルに達する広大な面積を誇り、管理された芝生やおだやかな水をたたえる池など、 絵画のような景色が広がっています。春のさかりに花を咲かせる桜の美しさはもちろん、野生動物との出会いまで楽しめる自然環境を大事にした空間です。公園のあちこちに整備された様々な道の中でも、ランナーたちに愛されているのが4.6キロのループコース。公園の入り口には外国人向けに英語の地図が設置されているので、ジョギングを楽しむのにもご活用いただけます。
﹘︎住所 : ソウル市ヨンサン区ソビンゴロ137
﹘︎アクセス方法 : 地下鉄キョンイ(京義)中央線ソビンゴ駅1番出口、4号線イチョン駅2番出口 678m
💡 周辺の観光スポット 近くにある国立ハングル博物館と国立中央博物館にも足を運んでみましょう。
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クァンファムン(光化門)広場の北にあるキョンボックン(景福宮)の入口は都心のランニングコースのスタート地点として知られ、勤務が終わってから軽く運動しようという会社員など多くの人が集まってきます。車の騒音や人混みにもかかわらず、ビルに囲まれた都会の森でジョギングを楽しむというユニークな体験を味わってみてはいかがでしょうか。ここでは、ソウルの現代的な姿と長い歴史が調和した独特の風景が楽しめます。 ハイライトは、きらびやかな照明でライトアップされた雄大なキョンボックン(景福宮)。ジョギング後にこの魅惑的な姿を眺めれば、疲れが吹き飛ぶこと間違いなしでしょう。
﹘︎住所 : ソウル市チョンノ区セジョンデロ175
﹘︎アクセス方法 : 地下鉄5号線クァンファムン駅2番出口 236m
💡 周辺の観光スポット 春のジョギングで気持ちよくなった後に、近くのセジョン(世宗)文化会館やチョンゲチョン(清渓川)にも立ち寄ってみましょう。
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