1年の中でもっとも日が短い冬至
韓国ならではの「冬至」の過ごし方について紹介します
甘くて暖かい冬至
1年のなかで日の出から日没までの時間がもっとも短い冬至。午後5時頃になればすでに暗くなっている冬至の日。韓国ではこの日は多くの邪鬼が現れ、火事を起こすという俗話があります。邪鬼を追い払うという意味で「小豆粥」を食べる風習があり、小豆の入った食べ物を冬至の日に食べると願いが叶うという意味もあるとのこと。2023年12月22日の冬至の日にあたたかい小豆粥を食べてみるのはいかがでしょうか。
韓国ならではの冬至の過ごし方が気になる方は、プクチョン・ハノクマウル(北村韓屋村)を訪れてみましょう。ここでは韓国の歳時行事としての冬至を感じて体験することができます。ミニ足袋作り、トラの民画(韓国の民俗絵画)描き、クリスマスリース作りなどを体験することができます。また厄払い行事とともに、小豆餅が配られます。韓国の伝統文化を体験をして旅行の思い出を残してみませんか。
小豆がいっぱい入った
プンオパン(フナ焼き:たい焼きに該当する食べ物)は韓国では屋台でよく見かける食べ物です。たい焼きと同様に小豆、韓国では特にこしあんが入っています。鉄製のたい焼き器に生地とあんこを入れて作るもので、値段も安くて気軽に楽しめる韓国人の国民的おやつと言えます。
ホパン(あんまん)の名前の由来は「熱くてホーホー(フーフーと熱を冷ましながら)吹く」や「家族でホホホと笑いながらいっしょに食べる」という意味から来ているとのことです。蒸し器で蒸したり、電子レンジを利用して簡単に食べることができるホパン(あんまん)。こちらも中にあんこが入っているものを基本として、肉やチーズ、野菜、さつまいもなどが入ったものも。最近では野菜ホパン、プルダク(鶏肉の激辛炒め)ホパン、ピザホパン、タンホバク(カボチャ)ホパン、ハムチーズホパンなどが存在し、形も丸いものから四角いもの、クァベギ(ねじり棒ドーナツ)型まで登場しています。コンビニや売店などで販売しているので、寒い日はぜひホパンをひとくちほお張って心も体も暖めよう!
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