森林浴から文化生活まで、
ソウルの中心で風情を感じる
空高くそびえ立つタワーは大都市であれば必ずひとつは存在するランドマーク。 ナムサン(南山)ソウルタワー はソウルを行き来する人に特別なインスピレーションを毎日与えています。1969年、効率的な放送のため建設されたナムサン(南山)ソウルタワーは、1980年に一般開放されて以来、年間1,200万人が訪れるソウルの名所となりました。
地下1階から地上4階までのソウルタワープラザは韓服文化体験館、ゲームプラザ、カフェ、レストランなどが入店する複合文化空間としてタワーをより一層華やかな存在に変え、タワー最大の魅力ともいえる地上5階から展望台までのNソウルタワーはソウルの景色を一望できるスポットとなりました。
info
ソウル市龍山区ナムサンゴンウォンギル105
月曜日~木曜日 10:30-22:30 / 金曜日~日曜日 10:00-23:00
+82-2-3455-9277
@namsanseoultower
タイムマシーンに乗らずとも、過去へ瞬間移動する方法があります。それはナムサン(南山)の北東側、筆洞(ピルドン)にある ナムサン・ハノクマウル(南山韓屋村) を訪れること。ピルドン(筆洞)は朝鮮王朝時代に避暑地として有名で、サムチョンドン(三清洞)、イヌァンドン(仁王洞)などと並び、漢陽(ハニャン)5洞として屈指の場所でもありました。
ソウル市は1988年、ソウルに点在する韓屋5棟を移し、復元した韓屋村を造成しました。伝統庭園と都辺首(朝鮮王朝時代の棟梁)、五衛将(朝鮮王朝時代の官職のひとつ)、海豊府院君などの住居だった韓屋を再現し、都心で特別な時間を過ごせる場所が再誕生しました。ナムサン(南山)バカンス、伝統体験、1890ナムサン(南山)夜市など多彩な文化イベントが楽しめ、朝鮮王朝時代にいるような錯覚に陥ってしまいそうです。
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ソウル市中区トェゲロ34ギル28
夏季(4~10月)09:00-21:00KST、冬季(11~3月)09:00-20:00KST、月曜休館
+82-2-2261-0517
@namsangol_official
昔からナムサン(南山)は地理的な立地ゆえに、漢陽の中心的な役割を果たしていました。また、ナムサン(南山)の松の木は国歌にも登場するほど一目置かれた存在でした。一方で日本統治期と朝鮮戦争を経て、歴史の痛みを経験した森でもありました。
地道な努力のおかげで徐々に昔の姿を取り戻したナムサン(南山)の松群落地は、2017年6月より一般に開放されました。全長620mにも及ぶ森の道を「ヒーリング」の森として、予約制で入場できるようになりました。残念ながら予約を逃してしまった時はナムサン(南山)トゥルレギルに向かってみましょう。ナムサン(南山)の南側の森には韓国全土の松の木が集まったパルド(八道)ソナム(松の木)団地と鬱蒼とした松林があります。
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ソウル市中区奨忠洞2街山14-21
利用期間及び時間はソウル市公共サービス予約サイトで要確認
+82-2-3783-5995
2018年5月末にオープンした Piknic はここ最近ナムサン(南山)に新風を巻き起こしている立役者です。展示企画社「Glint」は40年近く放置された製薬会社の社屋を展示場、カフェ兼バー、フレンチレストラン、雑貨店などが入った複合文化空間に変えました。
10月中旬まで続く開館展では世界的な音楽家である坂本龍一のデビュー40周年を記念した、世界初の独占展示が開催されます。展示に続き、繊細なフレンチ、コーヒーやナチュラルワインとショッピングまで楽しめば、全身の感覚細胞が目を覚ますかも。
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