花咲く道を歩かなくても、
ソウルには春を
満喫する方法はいくらでもある。
文 パク. イリョン 写真 キム. ジャンディ
3月の最大イベントはホワイトデー。鮮やかな色と香りで包まれたマカロンは春に似ています。12色のマカロンが一箱に詰まったバレンタインボックスは目と口、心までも豊かにします。
フランス人のマイェシェフが運営するデザートラウンジ。MAILLETのデザートはバニラビーンズをふんだんに使った濃厚クリームが基本です。そして彼の故郷であるブルターニュ地方の塩バターを使用することで独特な味と食感を味わうことができます。ローズマカロンにはフランスより空輸したローズエッセンスを使用し、オリジナルレシピのルビーピーチサフランマカロンはフランスのワイナリーで特別に栽培するルビーピーチピューレとサフランを惜しみなく使っています。 (ソウル市ソチョ(瑞草)区サピョンデロ22ギル14 / +82-2-749-1411)
ハーブや魚など春を象徴する旬の食材であふれる今、日常的に簡単に食べられる料理に春を添えました。ふわふわの綿菓子をトッピングしたフレンチトーストは、シェフがオーストラリアのカフェで見た春を象徴する料理です。
ASH & BLOOMはフラワーカフェ兼レストラン。あえて空間を区切ったりせず、食事を楽しめるところです。オーナーでありシェフの00はオーストラリアで10年近く住んでから韓国へ戻りASH & BLOOMをオープンしました。外国生活で自身の味わった料理を、訪れる人と共有することがこの店のコンセプトだと言います。花も本格的に習ったわけではありませんが、見ていて気分が良くなる花を共に楽しみたい気持ちで花市場へ通い店を開けるとのこと。音楽も毎回リストを変えて流し、ディフューザーとアロマキャンドルも雰囲気に応じて変えています。ブランチとパスタ、タパスなどの料理はもちろん、ビール、ウイスキー、カクテルの種類も豊富です。 (ソウル市マポ(麻浦)区ワウサンロ29ギル44 / +82-507-1332-1591)