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最近ソウルで流行っている「ニュ－トロ感性」、その中心にあるウルチロ(乙支路)でソウル人のように食べて、飲んで、くつろぎたいなら？今すぐこの記事に注目しよう！薄暗い路地のイメージから脱し、若者達の文化が定着し始めたウルチロ(乙支路)は、今ではソウルの味と趣を同時に楽しめる韓国ならではのユートピアと思えるほど。ソウルに昔からある老鋪の伝統の味と若者達の新しい感覚が調和するウルチロ(乙支路)で最近流行りの「ニュ－トロ感性」を味わってみよう。

ソウル市未来遺産に選定された「熱を以って熱を治す」味

ムンファオク

ウルチロサガ駅の近くにある50年以上の伝統を誇るソルロンタンの店「ムンファオク」。練炭を使って料理していた頃に創業し、今は嫁がその伝統の味を引き継いでいます。ウルチロサガ駅の４番出口から出てすぐの所にあり、昼間でも多くのお年寄りたちが焼酒を飲みながらクッパを食べている老鋪特有の雰囲気は昔のまま。ソウル市未来遺産に選定された「ムンファオク」での一番の人気メニューはやはりソルロンタン(牛肉や骨を長時間煮込んだ乳白色のスープ)。暑い夏に美味しく健康を回復するソルロンタンで「熱を以って熱を治す」という昔ながらの韓国の夏ばて解消法にチャレンジしてみよう。

「熱を以って熱を治す」(韓国では「以熱治熱(イヨルチヨル)」と言う)とは？
熱をもって暑さを乗り切るという意味で、真夏に熱い料理を食べて発汗を促し、体温を下げるという風習。

暑い夏の夜を路地で楽しむ

ウルチロ(乙支路)・ノガリ横丁

「ウジュマンムル(宇宙万物)」から遠くない所に「ウルチロ(乙支路)ノガリ横丁」と呼ばれる韓国特有のビヤホール&屋台通りがあります。熱い太陽が沈んで夜になると、安いノガリをおつまみに冷えたビール一杯を楽しみむ人々で通りはとてもにぎやか。ここは昔から退勤した会社員たちの癒しの場として人気の場所で、にぎやかな通りを歩いているといつの間にか椅子に座って注文している自分を発見してしまいます。隣りのテーブルの会話が聞こえるくらい近い席に座り、ビールとおつまみで話に花を咲かせる。それが「ウルチロ(乙支路)・ノガリ横丁」の雰囲気であり魅力です。2015年にソウル未来遺産に選定された「ウルチロ(乙支路)・ノガリ横丁」は、ソウルの都心で昔ながらの庶民的な雰囲気を味わい人にはおすすめのスポットです。

「ノガリ」とは？
スケトウダラの幼魚の干物を韓国語で「ノガリ」と呼ぶ。主に酒のつまみとして親しまれており、干したものを手でさいてコチュジャンにつけて食べる。