イテウォン(梨泰院)アンティーク家具通りは行く度に拡大している様に見えます。韓国では30年ほど前からアンティークショップが初めて登場し、わずか3世帯から始まったそうです。その後、その店舗を中心として拡大し続け現在のような通りを形成するまでに。以前はソウルの富裕層のみが愛用していたアンティーク家具が、現在では20代の若い方も興味を持ち始めているとショップのオーナーは言います。それにつれ価格帯にも変化が現れているそう。ショップのオーナーはそれぞれに自分が好きでこの仕事を始めたらいつの間にかお店を持つまでになっていた…という方が多く、どの方も自分だけの世界観を持ち、個性的な方ばかり。アイテム一つ一つに物語があり、特に磁器は割れやすいものなのに、今まで残っていること事体に価値があるのかも知れないと言っていました。 |
住 所 |
: ソウル市ヨンサン(龍山)区イテウォンドン (梨泰洞) |
交 通 |
: 地下鉄6号線イテウォン駅3・4番出口アンティーク家具通り |
ホームページ |
: http://www.itaewonantique.com (韓国語) |
電 話 |
: +82-2-790-4103 (梨泰院アンティーク家具協会) |
高麗時代末の僧侶無学大師が朝鮮の都を定めるために踏んだ地が十里であった・・・という言い伝えからタプシムニ(踏十里)の地名がついたなど様々な説があるタプシムニ(踏十里)。アンティークや古美術というとインサドン(仁寺洞)を思いつく方もいるかもしれませんが、ここはよりディープなアイテムを見つけることが出来るでしょう。タプシムニ(踏十里)古美術商店街では60年前の古美術品をまだ「アギ(韓国語で子どもという意味)」と呼びます。60年位ではまだまだ幼いと言う意味からでしょう。ですが、古美術品はただ古いからといって価値があり高いわけではなく、さまざまな要素で価格が決定されます。価格帯は2,000ウォンから1億ウォンを超えるものまであります。
Tip : 商店街に入っている店舗によって取り扱う分野、得意分野がありますので遠慮せずに聞いても良いでしょう。製作後50年を経過した美術品については、最近制定された文化財保護法によって韓国外へ持ち出せないので注意しましょう。 |
住 所 |
: ソウル市トンデムン(東大門)区コミスルロ100 (踏十里洞) |
交 通 |
: 地下鉄5号線タプシムニ駅1・4番出口徒歩5分 |
ホームページ |
: http://japanese.ddm.go.kr/jpn/sub05/06/sub0506_0103.jsp (日本語) |
電 話 |
: +82-2-2249-0336 |
現在ソウルの観光地となっているチョンゲチョン(清渓川:約10km)が復元される前までその一帯は、高架道路と共にチョンゲチョン(清渓川)沿いとファンハクトン(黄鶴洞)では多くの露店がありました。また以前のトンデムン(東大門)運動場周辺にも露店や青空市がひしめき合っていました。ソウル風物市場は、チョンゲチョン(清渓川)復元事業とトンデムン(東大門)運動場公園化事業により2008年にオープンし、約400の店舗が出店しています。骨董品を始め、一体誰が使うんだろうと思うような電気機器なども売っています。(ガラケーならぬ、単色画面の携帯なども!)特に昔の貨幣やミリタリーグッズなどが人気だそうです。2階にはレトロな雰囲気を醸し出すフードコートが並んでおり、メニューも様々。ソウルの庶民になった気分に浸れるかも。隣接してソウル風物市場伝統文化体験館には気軽に立ち寄っていろいろな体験で思い出を作ってみては。週末には公演が開かれています。 |
住 所 |
: ソウル市トンデムン(東大門)区チョンホデロ4ギル21 (新設洞) |
交 通 |
: 地下鉄1・2号線シンソルトン駅6・9・10番出口 |
ホームページ |
: http://pungmul.seoul.go.kr/ (韓国語) |
電 話 |
: +82-2-2232-3367 |