白黒に近い、薄暗いステージの上に登場する演奏者たち。しばらく沈黙が続いた後、音楽が流れはじめます。確か聞き慣れた旋律ですが、どこか不思議で新鮮な感じがします。時には優しく、時には激しく…。演奏が進みクライマックスに近づく間、演奏者と観客は、まるで恋人と会話をするように目を合わせ、笑みを浮かべながらお互いに耳を傾けます。ジャズを演奏する人も聴く人も決まったルールにこだわらず、ジャズのSoulが思うままにその瞬間を楽しむだけです。ジャズは、ダイナミックで多彩です。そして自由な音楽です。まるでソウルのように…。
オンラインだけではジャズのSoulを満喫できない方なら、ライブハウスに足を運んでいただき、オフラインでの公演も楽しんでみてはいかがでしょうか。しかも今回公演が行われたジャズクラブ(「コリアハウス」、「Dido Jazz Lounge」、「千年の間にも」、「ヨンナム5701」)は、ソウルを最も楽しめる街にありますので、ソウル観光とともにK-Popに続く「K-Jazz」でソウルのSoulを楽しんでみましょう。