文化財庁国立古宮博物館は、7月7日から10月31日まで牡丹の花を通して朝鮮王室の文化について知る特別展「安寧、牡丹」を開催しています。今回の展示では、牡丹図の屏風をはじめとし、宮殿の器、家具、衣服など、様々な生活用品や儀礼用品に好んで飾られた牡丹の花が納められた遺物120点余りが多数公開され、牡丹が刺繍されたチャンドックン(昌徳宮)王室の婚礼服が初公開されます。特に、チャンドックン(昌徳宮)ナクソンジエ(楽善斎)で捕集した牡丹の香りで制作された花の香りを展示空間に広め、雨音や鳥の鳴き声など庭の自然の音色が聞こえるように、より鮮やかな空間になっています。
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