1994年にソウル600年記念行事から始まり、今年で21回目を迎える「朝鮮時代科挙制再現行事」がキョンヒグン(慶熙宮)で行われる予定です。
科挙とは
科挙とは朝鮮時代に官吏を選抜するために行われた試験です。この科挙制度は1894年に廃止され、100年後の1994年から再現行事として行われるようになりました。朝鮮時代の科挙の一つである文科殿試儀(文科試験)に沿って行われます。
与えられた詩題(主題)に対して答案を作成する文科試験では、「願韓国史教育強化」を主題に「チ(支)」で韻を踏む七言律詩を作ります。試験の後には、合格者を発表する「放榜儀(バンバンウィ)」、合格者を祝う「恩栄宴(ウニョンヨン)」、合格者の行進「遊街行列(ユガヘンニョル)」も再現されます。