旅行で絶対に行くべきおすすめスポットといえば、その地域で最も標高の高い所がよく挙げられます。ビルの最上階、山の頂上といった場所は、いつも旅行先の定番スポットとして有名です。高いところでは、時間の都合上行けなかった定番スポットを含め、街の風景を一望することができるからです。空に一番近いところで、季節や時間によって変わる様々な街の風景を楽しめる展望台は、昔も今も変わらない最高の観光スポットです。
新年を迎え、旅行の計画を立てている方は、ソウルの素敵な風景を思う存分楽しめる展望台に行ってみてはいかがでしょうか。360度見渡せるソウルの美しい景色を楽しみながら、新年に立てた目標や計画をもう一度考えてみて、新年の特別な思い出を作ってみてください。
ソウルの代表的なランドマーク「南山ソウルタワー」
「ソウル」といえば、まず思い浮かぶのが、ソウルのランドマークである南山ソウルタワーです。ソウルの代表的な展望台として、都心から眺めるタワーも十分魅力的ですが、タワーの上から見渡すソウルの景色は、忘れられない感動を与えてくれます。
南山ソウルタワーへは、様々な方法がありますが、ソウル市内バスを利用したり、周りの自然を満喫しながら歩いてアクセスすることができます。また、ケーブルカーに乗って登ることも可能です。1962年に初運行を開始し、60年以上運行されているナムサン(南山)ケーブルカーでは、ゆっくりと都心から遠ざかりつつ空に近づく特別な経験を楽しむことができます。
南山ソウルタワーの展望台では、入り口にあるメディアアートの展示館である「インサイドソウル(INSIDE SEOUL)」、エレベーターの入り口から室内まで続くメディアアートの「Observatory Tower 5F」、高性能のズームレンズで美しいソウルの景色を一望できる「デジタル望遠鏡」などが設けられています。また、ハヌ(韓牛)グリル、フレンチ、イタリアン料理を販売する様々なレストラン・カフェもあり、ソウルの素敵な景色とともに美味しい食事やお茶を楽しむこともできます。
新年の初旅は、ぜひ南山ソウルタワーでソウルの山や川、都心の見事な調和を満喫してみてください!
○住所: ソウル市ヨンサン(龍山)区ナムサンゴンウォンキル105
○電話番号: +82-2-3455-9277
○営業時間: 平日10:30~22:00KST、週末10:00~22:00KST
○ウェブサイト: https://www.seoultower.co.kr/jp/
ソウルで最も高い展望台「ソウルスカイ(SEOUL SKY)」
ソウル全域だけでなく、ソウルを取り囲むキョンギド(京畿道)からも見られるロッテワールドタワーは、名実共にソウルを代表するランドマークです。世界で第5位、韓国では最も高い建物であるロッテワールドタワー。その中でも最上階にある展望台「ソウルスカイ」は、韓国人はもちろん、海外観光客の間でも有名なスポットです。
ソウルスカイは、ソウル市内を360度見渡せる絶景スポットであり、室内で最も高いガラスの床「スカイデッキ」では、まるで空を歩いているような気分を味わうことができます。また、120階の屋外テラスでソウルの風景を楽しめる「スカイテラス」や最も近いところでソウルの空を満喫できる「スカイブリッジ」、地下1階から地上118階までを約1分で移動する「スカイシャトル」、朝鮮時代のソウルの風景が見られるデジタルコンテンツ「メディアテーブル」、その他にも様々な「フォトスポット」や「ギフトショップ」など、上空約500mで魅力あふれる施設を体験することができます。ただし、「スカイブリッジ」は、現在冬季運休中となっており、3月から再開される予定です。詳しくは、ウェブサイトをご確認ください。
ソウルスカイでは、2023年新年を迎え、様々なイベントを開催しています。120階の展示ゾーンでは、星型の紙に新年の願い事を書いて飾り付ける「ウィッシュツリー」の他、家族で訪れる方を対象に家族割引イベント(3人・4人家族)を実施しています。他にも様々なパッケージチケットが用意されているので、詳細はウェブサイトをご確認ください。
温かいお茶とともに新年の願いを祈って、ソウルの冬の風景を楽しめる特別な一日を、ソウルで最も高いところ、ソウルスカイでぜひお過ごしください。
○住所: ソウル市ソンパ(松坡)区オリンピックロ300 117-123階
○電話番号: +82-2-1661-2000
○営業時間: 日~木 10:30~22:00 KST、金~土 10:30~23:00 KST
○ウェブサイト: https://seoulsky.lotteworld.com/jp/main/index.do?lang=jp
ソウルの定番のデートスポット「北岳八角亭」
韓国ソウルは、華やかな都心のイメージが強いですが、自然豊かな美しい地域でもあります。特に、ソウルを守っているように囲んでいる山々の自然は、他の都市ではなかなか見られない素敵な風景を作り出します。プガクサン(北岳山)の上に韓国の伝統美を生かして設けられた韓屋型の東屋、北岳八角亭もソウルの美しい自然を思う存分満喫できるところで、デートやドライブスポットとして有名です。
「プガク(北岳)スカイウェイ」と呼ばれるドライブによい絶景ロードを楽しみながら進むと、北岳八角亭があらわれますが、ここでは都心とは違う静かで素敵な風景が目の前に広がります。
北側にはプカンサン(北漢山)を、南側には南山ソウルタワーとロッテタワーが眺められる北岳八角亭では、中央部の八角亭を中心に公園や展望台、レストラン、カフェ、コンビニといった様々な施設があり、素晴らしい景色を眺めながら食事やデート、観光などを楽しむことができます。
一方、北岳八角亭は夜景スポットとしても有名です。ソウルの山と都心が見事に調和している中、八角亭の古風な雰囲気とともにソウルの夜景を目に焼き付けてみてはいかがでしょうか。2023年を元気よくスタートする美しい思い出になるはずです。
○住所: ソウル市チョンノ(鍾路)区プガッサンロ267
○電話番号: +82-2-6951-3438
最も高いビルから最も美しいビルへ「63スクエア」
ハンガン(漢江)沿いに立ち並ぶ高層ビル群…。その中で一番目を引くのは、キラキラと輝く黄金色のビル、63スクエアです。63スクエアは、昔はソウルで最も高い建物でしたが、今はそうではありません。しかし、金色に輝くこのビルは、季節と日照量によって変わる黄金色のガラスに映る風景と雰囲気がとても魅力的で、今も相変わらずソウルのランドマークの一つとして位置づけられています。ハンガンと空が63スクエアのガラスに反射して映る風景はとても美しいです。
63スクエアのロビーと庭園には、韓国現代美術家の作品が常に展示されていて、訪問客に芸術作品を鑑賞できる機会を提供しています。また、アクアリウムである「アクアプラネット63」の他にも、59階にはレストラン「WALKING ON THE CLOUD」、「63ビュッフェ・パビリオン」など、様々なレストラン&カフェが揃っています。中でも63スクエアで最も注目すべき場所は、60階にある「63アート」です。63スクエアの展望台に位置するここ「63アート」は、総合文化芸術空間として、韓国内外を問わず、多くの観光客が訪れる展示施設です。
毎年、3回に渡って企画展示を行っており、最近は、人気イラストレーターの「マックス·ダルトン」の個展が開催されています。計104の作品を披露する今回の展示会は、「映画の瞬間」、「ウェス·アンダーソンのコレクション」、「マックスの瞬間」というタイトルで3つのセクションに分かれ、韓国のファンのために特別制作した作品も世界で初めて公開されました。
空に近い美術館である63アートでは、有名作家の芸術作品だけでなく、ハンガンとその周辺の美しい景色も楽しめます。
ソウルで最も高いビルから、多彩な芸術作品を展示することで、最も美しいビルに生まれ変わった63スクエア。今年初めての旅行は、太陽のようにキラキラと輝く黄金色の63スクエアへ旅立ってみませんか?
○住所: ソウル市ヨンドゥンポ(永登浦)区63ロ50
○電話番号: +82-1833-7001
○営業時間: 毎日10:00-20:00 KST
○ウェブサイト: http://www.63art.co.kr/
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※ 2023年2月に作成された記事であり、政府の防疫指針に従って、運営と時間の変動がございますので、事前のご確認のもとお越しくださいませ。
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