慣れない空気と少し浮かれた気分…。韓国を飛び出して海外に着くと感じられる国際空港ならではの雰囲気が懐かしい時期です。今日は、ずっと我慢してきた海外旅行への渇望を満たしてくれるところ、イテウォン(梨泰院)に行ってみましょう。
ソウルは、名実ともにグローバルな都市です。ソウルの街あちこちには、世界の様々な文化が存在しています。その中でもイテウォン(梨泰院)があるヨンサン(龍山)は、「ここって本当に韓国なの？」と疑ってしまうほど多くの外国人と異国の雰囲気に満ちており、胸をときめかせます。まるで海外旅行をしているように特別でユニークな体験ができるのです。今回は、見どころ、遊びどころ満載のイテウォン(梨泰院)に向かってみましょう。
イテウォン(梨泰院)があるヨンサン(龍山)には、遊びどころ、見どころがいっぱいです。博物館や美術館をはじめ、メディアで紹介されたグルメ、SNSの人気スポットなど、魅力あふれるスポットが数えきれないほどあります。そのため、ヨンサン(龍山)に行くと、いつも数多くのスポットの中で今日はどこに行こうか迷ってしまうほど。そのイテウォン(梨泰院)に最近、もう一つの素敵なスポットができました。
ソビンゴ駅の1番出口から左側の方に少し歩ていくと、 ヨンサン(龍山)公園米軍基地の開放敷地 が見えてきます。その開放敷地の出入口を通ると「キルラジャビ」と呼ばれるラウンジが見えますが、 ヨンサン(龍山)公園 に入場するには、ここで訪問リストを登録し入館証を発行する必要があります。ちなみに入園料は無料です。
在韓米軍将校の宿舎として使われた敷地が返還され、一般市民に開放されたここでは、まるでアメリカのある村にいるような気分を味わえます。赤レンガの家や大きな芝生広場、あちこちに見える英語のレタリング・表示板は、まさにアメリカの街そのもの。ヨンサン(龍山)公園は、施設の一部をリニューアルした後、文化や展示、体験空間として楽しい時間を一般市民に向けて提供しています。
ちなみに営業日は、火曜日から日曜日まで(毎週月曜は定休日)となります。受け入れ可能な人数は、最大300名で、混雑する週末には待機が必要な場合もあります。5月の気温と風は、おそらく人々に幸せな思い出を贈るプレゼントのような存在です。屋外デートにぴったりなこの時期、ヨンサン(龍山)で遊びどころを探しているなら、ヨンサン(龍山)公園で韓国の中のアメリカを楽しんでみてはいかがでしょうか。
ヨーロッパといえば、まずオープンカフェが思い浮かびます。どこか違った雰囲気と時差ボケで早くに目覚めた朝、ヨーロッパのおしゃれな建物の間にあるオープンカフェでゆっくりくつろぎながらエスプレッソとおいしいパンを楽しむことは、想像するだけで微笑みがこぼれます。次は、ゆっくりした雰囲気を味わいたい方にぴったりなところ、イテウォン(梨泰院)の美味しいカフェ、 「THE BAKERS TABLE」 をおすすめします。
THE BAKERS TABLEは、いわゆる 「ソウルでNo.1となる（と同時におそらく唯一の）ドイツ式ベーカリーカフェ」 です。韓国ドラマ『トッケビ〜君がくれた愛しい日々〜』では、コン・ユが演じる主人公がドアを開けてカナダの街に瞬間移動するシーンがありますが、ここに入った瞬間もドラマと似たような体験をすることができます。ドアを開けると、あちこちから聞こえてくる外国語と目の前に広がる様々なドイツパンが並べられ、まるでドイツのあるレストランに来ているような気分になります。
すでにイテウォン(梨泰院)でスープやブランチが美味しいお店として有名なTHE BAKERS TABLEでは、ドイツ式シュニッツェルを含め、ドイツを代表するドイツ式ソーセージであるブラートヴルスト(Bratwurst)、ブランチ、サンドイッチ、ドイツのブレッツェル、ライ麦パンなど、多種類のパンやドイツ料理が味わえます。パンの種類が多すぎて悩む方のために試食もご用意しており、バターやスプレッド、世界各地のソース、缶詰も販売しています。
THE BAKERS TABLEの営業開始は、朝8時からですが、すでにパンが好きな方の間では有名なお店なので、定番メニューは、早めに売り切れてしまうこともあります。焼きたてパンを楽しむには、早めの来店をおすすめします。室内では、ドイツの地元レストランの雰囲気を、屋外のテラス席では、キョンリダンギル(経理団通り)の魅力を楽しむことができます。
ちょうど5月は、韓国でオープンテラスを楽しむのに最適な季節でもあります。イテウォン(梨泰院)のユニークなグルメをお探しなら、異国情緒漂うイテウォン(梨泰院)・キョンリダンギルのオープンカフェを訪れてみてるのも良いでしょう。
海外旅行の主な理由の一つは、新しい料理を食べることができるということです。時には旅先を選ぶ基準になるほど、旅行において「食事」は重要な要素です。新しい料理を食べるというのは、単なる食事ではなく、ひいてはその国の歴史や文化を学んで楽しむことです。旅行先で新しい味に出会い、特別な体験をすることでしょう。次は、海外に行かなくてもそんな体験ができるイテウォン(梨泰院)のグルメを紹介します。
東洋と西洋の文化が見事に調和しており、見どころ満載の旅行先として人気の高いトルコは、多種多様でユニークな料理を楽しめることでも有名です。中でもカイマクは、海外旅行をしながらご当地グルメを紹介する韓国のテレビ番組『ストリートフードファイター』で、MCのペク・ジョンウォンさんが、天上の味だと絶賛を惜しまなかったメニューです。牛乳の乳脂肪分を凝縮させたクリームであるカイマクは、主に蜂蜜を添えてパンと一緒に食べますが、イテウォン(梨泰院)にある 「ALPEDO」 でその特別なデザートメニューを味わえるといいます。
韓国の人気バラエティ番組『ユ・クイズ ON THE BLOCK』にも紹介された 「ALPEDO」 は、トルコ人が運営するトルコ式ベーカリーとして、異国情緒漂うタイル柄やトルコ雑貨などからユニークな雰囲気を醸し出しています。クリームチーズより柔らかく、リコッタチーズよりクリーミーな食感のカイマクを手作りのトルコのパン「シミット」と一緒に食べられますが、ゴマをたっぷりかけることで香ばしさを加えたシミットとカイマクを食べる瞬間、天上の味を体験することができるのです。
ちなみにALPEDOでは、カイマクの他にも様々なトルコのデザートやドリンクが販売されています。食べどころ、楽しみどころ満載の街、イテウォン(梨泰院)。その中でも特別なお店、ALPEDOでトルコ料理や文化を体験し、旅行気分を満喫してみましょう。ここでしか味わえない醍醐味をぜひご堪能ください。
ヨーロッパでは、アンティークショップが多く、週末にはよくアンティークマーケットが開かれています。ロマンあふれる旅行先で、ついアンティーク小物を買ってしまったことのある人も多いでしょう。振り返ってみると、必ず必要な物ではなかったですが、旅行先の思い出と楽しさがそのまま盛り込まれている小物は、旅行から帰ってきた私たちを慰めてくれます。
多様な文化が集まることで、異国の雰囲気に満ちているイテウォン(梨泰院)には、ヨーロッパのある路地に来ているような魅力満載なスポットがあります。その名は、イテウォン(梨泰院)アンティーク家具通り。ここでは、長い歴史をもつ古めかしい家具や骨董品、色とりどりのホームデコ、インテリア小物、そしてビンテージ製品まで、好みの製品を宝探しのように見つけることができます。4つのエリアに約70のアンティーク・ビンテージ製品のお店があるイテウォン(梨泰院)アンティーク家具通りには、お店によって取り扱う製品が異なり、様々な魅力を味わうこともできます。
最新トレンドであるレトロ・アナログ的な雰囲気を最も近くで楽しめるイテウォン(梨泰院)アンティーク家具通りでは、5月26日から29日までの4日間、 「Itaewon Antique & Vintage Fleamarket」 が行われます。この時代の貴重な美しさと特別な職人精神が込められた製品に出会える良いチャンスと言えるでしょう。ヨーロッパの街を探訪するような気分で、イテウォン(梨泰院)アンティーク家具通りを思う存分楽しんでみましょう。あなたの感性と好みにぴったりな宝物を見つける幸運がやってくるかもしれません。
※ 2022年5月に作成された記事であり、政府の防疫指針に従って、運営と時間の変動がございますので、事前のご確認のもとお越しくださいませ。
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