ソウル観光のすべて!何でも聞いてください!
高級ブランドの旗艦店が立ち並ぶソウル・狎鴎亭・清潭洞。洗練された街並みを歩けば、ショッピングはもちろん、ここでしか味わえない特別な体験が待っています。
近年、日本未上陸の話題ブランドや希少な体験を求めて、多くの観光客がこの街に足を運ぶようになりました。その象徴が、アジア初進出を果たしたLA発のワークアウトウェアブランド「ALO」。日本のメディア やインフルエンサーも注目するほどの人気ぶりで、いまや街の新しい観 光スポットとしても話題です。
さらに、モロッコ発のラグジュアリーコーヒーブランド「バシャコー ヒー」や、韓牛の名店、韓国伝統工芸のショップなど、多彩なスポットが軒を連ね、トレンドと韓国らしさを同時に楽しめます。今回は、狎鴎亭・清潭洞で必ず訪れたい5つのスポットをご紹介します。
1、ALO(アロー)/LA発ヨガウェアブランドのアジア初旗艦店が誕生
2025年7月、ソウル・狎鴎亭のエルメス横という一等地にオープンしたALOは、LA発の人気ワークアウトウェアブランドのアジア初となる旗艦店。機能性とファッション性を兼ね備えたウェアは、デイリーにも使えると、ケンダル・ジェンナーやヘイリー・ビーバーを筆頭とした海外セレブの愛用ブランドとして、世界中で話題沸騰中。韓国ではBTSジンとBLACKPINKのジスがアンバサダーに就任したことで、ますます人気に。
3階建ての店内は、1階にシーズンアイテムや小物、2階にレディース、 3階にメンズウェアが並ぶ構成。人気アイテムは、ショートレギンスと スカートが一体化したテニススカート。機能性と可愛さを兼ね備えたデザインで、ワークアウトからデイリーまで幅広く活躍します。また、50 万ウォン以上購入すると手に入る限定エコバッグはファン必見で、これを目当てに訪れる人も多いのだそう。
気軽に手に入るロゴ入り小物類は必見。キャップやヘアクリップ、ソックスなど、アンダー1万円で買えるアイテムが豊富に揃っています。日本未上陸のブランドだからこそ叶う特別感を楽しみながら、ソウルで一 足先に最新トレンドを体験してみては?
2、Atelier Edition(アトリエ エディション)/“いま欲しい”が見つかる韓国最旬ブランド
2021年に韓国でスタートしたAtelier Editionは、東大門市場で10年以上にわたりアパレル卸を手がけてきた経験と人脈を活かし、トレンドを素早く反映したアイテムを合理的な価格で提供している注目ブランド。 日本の伊勢丹百貨店で開催されたPOP UPも盛況を博し、今や国内外から注目を集めるブランドです。
私が訪れたのは秋冬シーズンの立ち上がり。ジャケットやニットが豊富に並び、ショッキングピンクなどビビッドな差し色アイテムも充実。暗くなりがちな秋冬コーデに遊び心をプラスしてくれます。
2階は、温かみのある照明に包まれた落ち着いた雰囲気。開放感たっぷりで、広々とした試着室も完備されているので、リラックスしてお気に入りの一着を見つけられるはず。
3、ハンミオク/目でも楽しむ韓牛の鉄板パフォーマンス
アプクジョンロデオ駅5番の出口から徒歩3分の場所に位置するハンミオク。 階段を降りて地下一階へ進むと、入り口には国内外の芸能人たちのサインがずらりと飾られ、名店としての歴史を物語っています。かつては同じくカンナム(江南)のソンジョンヌン駅に店を構えていたそうで、移転後の店内はまだ新しく清潔感があり、落ち着いた雰囲気。日本のテレビ番組でも紹介され、 観光客にも人気のある、少し個性的な焼肉店です。
看板メニューは、韓牛を中心とした焼肉料理の数々。特に人気なのが “チャドルクジョルパン”。薄切りの 牛のともばら肉を鉄板 で焼き周囲に野菜や卵を彩り豊かに並べた一皿は、韓国の宮廷料理・クジョルパン(九節板)を現代風にアレンジしたもの。スタッフが目の前で仕上げてくれるため、調理のライブ感も楽しめ、SNS映えすると話題 に。
野菜やタレの組み合わせ次第で何通りもの味や食感が楽しめるため、食べ進めても飽きることがありません。締めのチャーハンも絶品で、最後まで満足感たっぷり。チャーハンはバターや薬味を混ぜると香りが引き立ち、より贅沢な味わいに。個室も豊富に揃っているので、記念日や特別な日の食事にもおすすめの一軒です。
4、BACHA COFFEE(バシャコーヒー)/"コーヒー界のエルメス”が届ける極上のコーヒー
2024年、ソウル・チョンダム(清潭)にオープンしたバシャコーヒーは、1910年に、モロッコ・マラケシュ発の高級コーヒーブランドBACHA COFFEEの韓国初の旗艦店。世界35カ国以上から厳選されたアラビカ豆を使用し、 200種類以上の豊富なラインナップを揃えています。ラグジュアリーな空間設計と洗練されたサービスにより、“コーヒー界のエルメス”とも称されるブランドの世界観を存分に体感できるスポットです。
1階は、コーヒーや雑貨に加え、テイクアウト可能なパンやケーキを販売。2階はゆったりとしたカフェラウンジになっており、韓国内外の感度の高い層から支持を集めています。
2階ラウンジでいただいたのは、シグネチャーの “1910”。バシャコー ヒーを代表するブレンドで、一口含むと摘みたての野いちごのようなベリーの華やかな香りが広がります。コーヒーに添えられるクリームをのせれば、まろやかさが加わり、さらに贅沢な味わいに。ラグジュアリーな雰囲気の中で、五感すべてでコーヒーの魅力を堪能できるスペシャルな体験でした。
5、 HoHoDang(ホホダン)/伝統美あふれる韓国ギフトショップ
チョンダムドン(清潭洞)の一角に佇むホホダン(HoHoDang) は、韓国の伝統美を映した布や工芸品を扱うライフスタイルショップ。ここは、“包むこと”に特化しており、韓国の名だたる名店からラッピングの依頼が絶えないのだそう。小物がぎっしり並ぶ店内は、入った瞬間からワクワク感が止まらない空間になっています。
特にベビーギフトが充実しており、涎掛けやおもちゃ、枕など、上質な生地にセンスのよい刺しゅうが施されたアイテムがずらり。赤ちゃん用の韓服も揃っており、思わず誰かにプレゼントしたくなるラインナップ です。
また、カトラリーと布ポーチのセットや、ホホダンオリジナルの刺しゅ う入りポーチは高級感があり、おしゃれなお土産としてもぴったり。葉書やしおりなどのステーショナリーは、10,000ウォン以下で手に入る ものもあり、自分への旅の記念にも最適です。伝統とセンスが共存する、韓国ならではのギフトショップで旅の思い出を探してみてはいかがでしょうか。
一日かけてアプクジョン(狎鴎亭)・チョンダムドン(清潭洞)を巡って感じたのは、この街が韓国の最先端トレンドと伝統美を同時に体感できる場所だということ。ALOでは日本未上陸の話題ブランドを一足先に体験し、Atelier Editionでは旬のファッションに触れてワクワク。ハンミオクでは目でも楽しむ韓牛の鉄板パフォーマンスに舌鼓を打ち、バシャコーヒーでは五感すべてで極上の一杯を堪能。そしてホホダンでは、韓国ならではの伝統美あふれるギ フトを探す時間が特別な思い出に。アプクジョン・チョンダムドンは、ショッピングやグルメだけでなく、韓国らしさと洗練を同時に味わえる、大人のための街だと改めて感じました。
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