韓国の最初の文明が発展した所であり、ソウルの中で一番先に日が昇るカンドン(江東)区の歴史と環境的資産を象徴的に表現している。時間と空間によって蓄積されてきたカンドン(江東)区の資産を「はじまり」というコンセプトで意味付け、カンドン(江東)区の価値と共鳴する作家らを選別し、それぞれ違った視覚的語彙を駆使する数多くのジャンルと媒体の作品で構成した。カンドン(江東)区の資産が芸術家だけでなく、観覧客にも新しい動機と活力を与えるきっかけになるよう企画された展示会だけに、韓国の同時代の現代美術の傾向を幅広く鑑賞することができる。
今回複合文化空間のオープンを記念して特別に企画されたプロジェクトのため、3人の作家(カン・ジュニョン、キム・ソンドゥ、チェ・ムンソク)がカンドン(江東)区の重要な場所を探訪・研究して、地域の特殊性を芸術的に表現した作品を製作する。ソウル屈指の歴史的・地理的・環境的資産を豊富に有しているカンドン(江東)区の特性に着眼した本プロジェクトは地域のアイデンティティが作品に映し出されるに違いない。